だいぶ前に、固定資産税(家屋)調査が来た!ということで記事にしましたが、これの続編、我が家の固定資産税が決定しました。
ということで、市役所に行って色々聞いてきたのでそれをメモしておきます。
4月は近所の家の評価額が閲覧できる!
今月4月は、近所のおうちの評価額も見れる(無料)チャンスの月なので、興味がある方は市役所などに行ってみてください!
ちなみに毎年4月以外の期間外は、その家の所有者の委任状があれば見られるそうです。委任状をもらってまで見たいのか?と思われても嫌なので、実質周りの家と自分の家の評価額を比べたいのなら4月しかありません。
で、見たものの。。。
これってその家の今年の評価額がわかるというもの。
家の価値って、築年数ごとにどんどん落ちていくわけであって、築年数は教えてくれるわけじゃありません。
「ふ~ん、○○さんちは今年はこんな評価額なんだ~」
。。。って思えても対して意味がありません。
ただ新築の家が密集している地域において他の家と比べたり、近所の家の広さを知ってみたいなんてときには閲覧する意味があるのかなと思いました。
家の評価額ってどう決まるのか?
それよりはこっちの方が勉強になりますね。
固定資産税は
固定資産評価額×1.4%
例:評価額1000万円の場合
1000万×1.4%=140000円(1年につき)
+
都市計画税=固定資産評価額×0.3%
例:1000万×0.3%=30000円(1年につき)
ですが、その元となる評価額はどやって決まるんでしょう?
家の価格=評価額ではないということですが、実際にはどれぐらいが評価額なのか、4月になりやっとわかったんですね。
評価額=
①1m2あたりの評点数×②床面積×③経年減点補正率×④1点単価
で計算されます。
①1m2あたりの評点数
これはよく言われる点数ですね。
固定資産税(家屋)調査が来た!の記事では、なるべく貧乏そうに装うのが吉!なんて言ってましたが、実際に聞いてみると、自分が装うことができるレベルではないものに対して評価額が決まっているのがわかりました。
全国的に決まっているもので、どんな調査員が来たとしてもブレないように得点付けされます。
3年に1回改定されて、床材(並)なら何点数と決まっているものです。
これを1つずつ合計していくと、その家の評点数が出てきます。わりと平均的なところで86000点ぐらいなんだそうですよ。
うちの場合はもう少し低かったですね。床面積はわりとあると思ったんですが、あまり贅沢品ではないようです。
ちなみに、税金を警戒して後からやろうなんて思ってた外構、柵とかは評価対象ですらないので、わざわざ後からやる必要は全くありません。
課税の対象となるのは、基礎があって、3方向以上囲んでいるものです。
つまりは、雨風をしのげて、頑張ればそこで住めてしまえるような場所。
倉庫であっても、広さですらも関係ありません。
なので、
カーポート、柵、、ブロック塀、囲いの壁⇒対象外
車庫⇒対象
基礎がある小さな倉庫⇒対象
なのです。
②床面積
こちらは延床面積です。バルコニーとかポーチとか、デッキなどを引いた「床」があるところの面積です。
ちなみに、①×②をしたものを「再建築費評点数」といって、全く同じものを仮に作ったとしたら原価でいくらになるか?を表したものです。
ここが参考になりました。
③経年減点補正率
建築後の年数の経過によって、どれぐらい価値が下がっているのかという値です。新築の家は、一律で「0.8」になっています。
建った年は評価にならないので、税金は0円で、次の年から固定資産税が発生しますので、「建った日~その年の12月31日までの間に1から0.8に価値が下がる」という考え方をするんだそうです。
④1点単価
物価の水準で、都会になるほどほどこれが多いんだそうです。
「評価点」だったものを「円」に換算するんですって。うちの場合は「0.99」です。
まとめ:家の評価額は!
ということで、うちの家の価格は約2500万円ですが、評価額は約760万円となりました。
でここ3年で払う税金は約76000円/年です。3年後には、「新築家屋等軽減税額」(新築家屋だけの特典)がなくなるので、約50000円ぐらいのアップになります。
※私の場合は自分の所有が家だけなので、土地のことは聞けてませんのでご了承ください。
「評価額は家の価格の6割」という情報も、「半額だ」という情報もあてにならず、(というかパーツで足し算していくので家の価格があてになるはずもなく)評価額は家の価格の30パーセントでした。
正直安くてよかったという印象です(;´∀`)