子供たち

大人も一緒に楽しめる子供が好きな絵本 バムとケロ プレゼントにもオススメ

前々回、男の子向けの本だけ紹介していたので、ウチの娘が大好きな絵本を紹介しておこうと思います。

ウチの娘、3歳になったばかりなんですが、2歳の頃からお兄ちゃんの影響で結構長い本を好みます。それもこの絵本のおかげかなと思っています。

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バムとケロ シリーズの魅力

近所の図書館の絵本コーナーは背表紙の見た目が揃うように絵を描いた人の順に並んでいるそうなんですが、どこもそうなのか…よく分かりませんが、息子の尊敬する鈴木まもるさん(詳しくは前々回の記事で)のすぐ近くに、す、す、す…し! 島田ゆかさんの本が並んでいます。

息子の保育園にも全シリーズが揃っていて、「あっ!これ保育園にもある!」そんな偶然もあって読みだしたのが『バムとケロ』。幼児向けの楽しい絵本です。

 

バムとケロの関係性

自由奔放なカエルのケロちゃんと、それに振り回されながらものんびり世話をするイヌのバム。この関係性が特に親に響きます。

バムが一生懸命掃除したところに、おもちゃをたくさん出したり、泥まみれで帰ってくるケロちゃん。それを見ていると、親の共感がハンパなく、子供たちでさえ「あ~あ~…」とバムを気遣います。

ちょっと親の気持ちが分かってもらえる気がして、子育ての疲れが軽くなることもあると奥さんは言います。

 

泥まみれで帰ってくるのはこちら。

しかし、ケロちゃんが何をしてもバムは怒りません。子供はこういうことをするもんなんだな。と開き直れたり、怒らずに対処する方法を考えさせられたり…

そもそもイヌとカエルが同居しているんです。イヌの子がカエル…そう、カエルの子はカエル…ではないんです。自分の子が自分に似た子とは限らないんですよね。品のあるご夫婦から、ハチャメチャで「うんこ!」とか平気で言う女の子が生まれたりするんです。実際にいるんですよ…笑

全然別人格の子を育てるって、ただ単に注意や怒るだけではどうこうできないんですよね…ここまで深読みしている方でなくとも、子育てを頑張っている親には響く部分があると思います。

 

クセのあるキャラクター

息子も娘も奥さんも、カイちゃんというあひるのようなキャラクターが大好きです。星空を眺めるのが大好きなカイちゃんですが、そのおかげで動けなくなってしまいます。動けなくなる理由は…下の表紙でなんとなくわかると思いますが…そしてそれを繰り返す…笑

 

それがこの本。

そしてまた、違う本の中でも、星空を眺めて動けなくなる…( ̄ー ̄+)この「またー!?」「もうカイちゃんったら~」「ズコーっ!」がみんな大好きで、コレきっかけにどハマりしたと言っても過言ではありません。

 

カイちゃん動けなくなるパートⅡがこちら。

 

小さなキャラクター

2歳の娘にとっては長めの絵本を飽きずにきいていられるのはこの小さなキャラクターのおかげだと思います。

ヤメピというイヌと、3本耳の謎の生物(ウサギ?)おじぎちゃん。他にも名前も出てこない気になる小さなキャラクターがストーリーに関係のないところでちょこちょこ動き回り、こそこそと何かをしています。娘はこのキャラクター探しに夢中。そのおかげで飽きることなく絵本を楽しめています。(ストーリーをちゃんときいているかと言われるとよく分かりませんが…)

 

そんな娘の一番のお気に入りはこちら。さまざまな小さなキャラクターがさまざまなことをしています。なのにストーリーは普通に進んでいく…それもシュールで面白い。

ページ以上の内容量、見ごたえのある細部まで丁寧な絵

この仕掛けも小さい子が飽きずに見られる仕掛けだと思います。たいてい小さい子は絵を見て次々とページを勝手にめくってしまうのですが、バムとケロは1ページの中に、3コマ、4コマあるページがあり、全部の絵を見るのに時間がかかります。

 

その上、これでもかというほど細部まで丁寧でかわいらしい絵は何度読んでも新しい発見があります。

例えばイスやコップなど、あらゆる物がバムやケロの形をしている特注品(ほんと裕福だな~とうらやましくなります。)だったり、散らかった絵本の中に島田ゆかさんの作品が紛れていたり、たくさんの虫が出てくるページでは1~9までの数字が隠れていたり…もう語りつくせないほどたくさんの仕掛けが隠れています

 

数字探しが楽しめるのはこれ。

男女問わず、プレゼントに喜ばれること間違いなし!

この本たちは色んな場面でさりげないプレゼントに使っています。子供にだけでなく、親の反応も良く、とても喜ばれます。親たちの認知度が低いからか、絵本を買う習慣があまりないからか、既に持っているという可能性もわりと低いです。

 

この前、とある女の子の友達にあげようと思って奥さんが用意していたんですが、事情があって渡せなくなり、急きょ男の子へのプレゼントに渡していました。弟が出来た男の子へのプレゼントに。「授乳中にママが上の子に出来る事って…絵本読んであげることぐらいなんだよね…」(奥さん談)男女共に喜んでもらえる本で良かった~とも言っていました。

ラッピングのリボンが赤だったのは気にしていましたが…レンジャー系が好きな男の子は赤色(レッド)も好きなので大丈夫でしょう!

 

こんなセットも見つけました。

『バムとケロのそらのたび』に出てくるトランクだ―!!

 

ABOUT ME
YU
YU
おうちを建てたい注文者と工務店などのつなぎ役「現場代理人」という仕事をしています。注文者・設計士・大工・業者との打合せから材料発注、現場指示、管理など、円滑に施工完了までをサポートします。義兄のお手伝いでおうち作りのアドバイス記事を執筆中。 子供のことや、奥さん手作りの子供の知育おもちゃも紹介しています。