2019年4月にマキタから最新の掃除機が発売されました!が、予約待ちが続いており、販売開始前から待って待って…5月の末にようやく手元に届きました!家族そろって大興奮!て、家で使うんじゃなくて、とある事務所に置くために買ったんですけどね。
前の型の時に詳しい記事を書いたので、今回は改善された点をサラッと書いておこうと思います。
今回購入したのはCL281FDZW。前回と同じ、 18V、ワンタッチスイッチ、カプセル式です。バッテリ・充電器はあるのでセット購入はしていません。
こんなコンパクトな箱に入って届きます。
後ろに立っている箱はサイクロンアタッチメント。これも前回同様購入しました。今回失敗したのはサイクロンアタッチメントを別売りで購入したこと。バッテリがいらなかったのでしょうがないのですが…バッテリ付き&サイクロンアタッチメントのセットで買えば定価で700円もお得でした。
あと、サイクロンを取り付けると、全長が長くなってしまうため、サイクロンアタッチメント付きで購入すると、ストレートパイプが少し短めのショートサイズになります。別売りでも購入できるのですが、購入時には気付かずでした。
旧型(CL181FD)との比較
左の旧型がサイクロン付きで1120mm、右の新型がサイクロン&標準パイプで1130mm。(新型のサイクロン&ショートサイズのパイプだと1016mm。10cm強差があります。)
ゴミのたまるカプセルの容量が650mlから750mlになりました。この分、少し大きくなったかなという感じ。モーター部分の改良もあったんですが、そこが大きくなったり、重たくなったりということはありません。重量は旧型と同じです。(バッテリと本体のみで1.4kg。ノズル・パイプ・サイクロンを除く。カタログより)
見た目で一番わかりやすい変化が写真の下の方の黒い四角。ロック機能が付き、パイプがスポッと外れてしまうのを防止できるようになりました。
確かにパイプを抜いて、短くして使うこともあり、抜き差ししているとだいぶ緩んでくるんだと思います。我が家でも先端のノズルが引っかかって抜けてしまうことはあったので、それがなくなるのは良いことです。
ONのスイッチが『HIGH/LOW』の2段階から、『強/パワフル/標準』の3段階になりました。『弱/中/強』じゃないのが面白い。『弱』はないんだ!というマキタの心意気を感じてしまいます。
吸引力(吸い込み仕事率)と耐久性が2倍増し。それなのに低騒音、低振動になりました。
スイッチを入れてみるとやはり新型の方が断然静かで、旧型の音がこもったような音になりました。吸引力は私には判断しにくいですが、数値的には37Wから60Wに。別売りのフィルタを付けることで65WまでUPできます。
マキタの最新モデル6種類 選ぶポイントは3つ
今回新発売となったのは6種類。いづれも一番パワーの強い18V。選ぶポイントはシンプルに3つです。
・紙パック式かカプセル式か
・ワンタッチスイッチかトリガ+スライドスイッチか
・サイクロンアタッチメント付きかそうでないか
この6種類です。
※各型番(モデルNo.)の検索結果へ飛ぶリンクを貼りましたが、どうしても違う型番の商品も出てきてしまいます。ご注意ください。
これに加えて、サイクロンなしの3商品には、バッテリ・充電器ナシのものも選べます。数字の後がFDZWになります。
選ぶポイント3つを詳しく説明すると…
紙パック式かカプセル式か
紙パック式
使い捨ての紙パック10枚と、繰り返し使えるダストパック1枚が付いてきます。
ボタンを押してパカッと開き、取り換えも簡単。ただ、紙パックは使い捨て&容量も小さいので、コストがかかり、こまめに替える必要もあります。
限定されたスペースにちょちょっと使いたい人、ゴミを極力触りたくない人向き。
カプセル式
カプセルをひねって外し、ゴミ箱にバサッとゴミを捨てるタイプ。その都度捨てられるので、食べかすなどを吸うのも良いと思います。子供の細々としたおもちゃを吸ってしまっても、救出しやすいです。
ただ、袋状になったフィルタにもホコリや髪の毛がくっつくので、手でパパっと払い落とす作業が嫌な人には嫌だと思います。(ウチの奥さんとか。)フィルタにゴミが付くと吸引力は落ちるので、こまめにキレイにする必要があります。掃除をしたら、その都度ゴミをあけ、フィルタも払う感じ。
どちらもう~ん…と思った方はサイクロンアタッチメントがオススメ。下へ読み進めてください。
ワンタッチスイッチかトリガ+スライドスイッチか
ワンタッチスイッチはボタンを押せばスイッチが入ります。前までの『HIGH/LOW』の2段階から、『強/パワフル/標準』の3段階に進化。
トリガ式のスイッチの新型にも嬉しい進化が。スライドスイッチがプラスされました。旧型ではトリガを握ることでスイッチが入るため、ボタンを押し続けないと掃除できなかったのが、不評だったんでしょう。プラスされたスイッチをスライドすることで、ボタンが押され続けている状態にできるようになりました。(旧型同様、吸引力の強弱はありません。)
サイクロンアタッチメント付きかそうでないか
新型ではサイクロンアタッチメントが購入時にセットになったものが選べます。
紙パック式だとゴミが溜まるまで捨てられない、容量が小さい。紙パックを購入しなければいけない。繰り返し使えるダストパックもあるが手が汚れる。
カプセル式ではカプセルを外すとぼわっとホコリが舞うし、フィルターにまとわりつくゴミを手で取らなければいけず、不衛生。
この問題を解決する救世主が サイクロンアタッチメント!
次の項目で掘り下げます↓↓
サイクロンアタッチメントも進化!ゴミ捨てが衛生的☆ただ2つだけ欠点が…
サイクロンアタッチメントは取り付けると吸い込んだゴミがサイクロンに入り、遠心分離。ほとんど空気のみが本体のダストボックスに流れていくようになります。我が家も発売されてすぐに購入し、ノンストレスなゴミ捨てになったので、新型でも即購入。
最新版ではこちらにもスポっと外れないようにロックが付きました。上のリンクなどサイトで探す際、黒いボタンが付いているのが最新モデルなので、見分けがつきやすいです。旧型に取り付けたい時は旧型のアタッチメントでないと付けられませんのでご注意ください。
ただこのサイクロンアタッチメント、使っていて2つだけ欠点を見付けました。。
1つはパイプを外し、短くして車の掃除などに使いたい時…サイクロンアタッチメントが付かないこと。
奥さんはそれが嫌で柄が長いまま車掃除をします。とってもやりにくそうに…笑
車の中のホコリはシートに付いた洋服のホコリが大半なので、ふわっときれいな気がしますし、足元の砂たちはフィルターからパラパラと落ちてくれるので、あまり手が汚れるとは感じませんが…。
砂を吸うのが嫌な方は、マキタのブロワで吹き飛ばすという手もあります。私はもっぱらコレです。ボルト数を揃えてあるので、1つのバッテリを付け替えて使用可能です。桜などの花びら、枯葉の掃除、デッキなどの砂埃の掃除にも使えます。ほこりまみれ、砂まみれになった時にも風圧で飛ばせます。私はバーベキューの火おこしも、うちわ代わりにコレを使います。
話が脱線してしまいましたが、サイクロンアタッチメントの欠点はもう1つ。狭い隙間に届きにくくなること。外付けのサイクロンはやはり存在感があります。でもこれは普段の掃除ではさほど気になりませんが、細かいところまでシッカリ掃除しようと思うと、ちょっと入らない…ということがあります。
特に新型ではロックが付いたことでサイクロンが前側か後ろ側にしか取り付けられなくなりました。これ、結構不便。旧型では手でひねって位置を変えられていたんですが…とはいえ、先端のT型のノズル部分にはロックがないので、T-!のノズルを90°回せばベッド下などの掃除は出来ます。
後でサイクロンアタッチメントを付けると、掃除機の全長が長くなり、特に女性や小柄な方には使いづらいと思います。掃除機とセットで購入すればストレートパイプがショートサイズのものになり、全長が長くならないのでセット購入がおすすめです。価格的にもお得。
ショートサイズのパイプは別売りでも購入できますが、取り換えると標準のパイプが無駄にもなってしまいます。
新型の全長はサイクロンなし&標準パイプ、サイクロン付き&ショートパイプ共に1016mm、サイクロン付&標準パイプだと約1130mmになります。その差10cm強。結構な差だと思います。
ちなみに前のモデルでは全長980mm、サイクロンを付けると1120mm。前のモデルをサイクロンなしで使っていた方にとってはどのタイプを選んでも長くなることは間違いありません。
新型、見ていると欲しくなってしまいます。正直、事務所のと交換したいです…
※各型番(モデルNo.)の検索結果へ飛ぶリンクを貼りましたが、どうしても違う型番の商品も出てきてしまいます。ご注意ください。