みんなの憧れ(?)である作り付け棚ですが、多ければそれだけコストがかさみます。
うちもコストダウンのところで、3箇所の棚を自分で作ることに決まりました。
ということで作りつけ棚を作った過程を書いておきます。
⇒みんなのあこがれ「作り付け棚」の作り方(ナチュラル木目編)とかぶる内容もありますが、ご了承ください^^;
1.まずやること!
棚受け金具を打つところに「下地合板」を入れてもらってください。
普通のプラスターボード(石膏ボード)ではネジが入っていかないので、棚を作っても崩れ去ります。。
棚受け金具とはこんなんです。棚柱と言ったりします。
下地合板はコストも微々たるものなので、棚を作るかも?ぐらいなところにたくさん入れてもらうといいと思います。
後からでは入れれないので。
あと、できれば↓の写真のような側面部分(棚受け金具を打つところ)は大工さんに作っといてもらった方がいいです。
側面を作るのは相当技術を要します。
そこに受け金具を打って、自分で棚を設置。というのがおすすめです^^;
正直、棚を自作するだけでもわりと時間かかります。。
2.板はどこで売ってる?
大工さんがこういった作りつけの棚で作る一般的なのは「ランバー材」だそうです。
ランバーというのは集成材を合板でサンドしてあるもので、軽くて丈夫、棚の移動がラクです。
ランバー材(ポリランバー)
白のランバーは、その上からポリエステル化粧版を貼ってあり、ツルツルした感じになっています。
壁と同化するのでとってもキレイな見た目になります。
ところが、ランバー材ってなかなかホームセンターに売ってません。
木目のランバーは微妙ながらホームセンターで見つけましたが、この白い方のランバーは5件ほど業務用ホームセンターを回りましたが、どこにも売ってませんでした。
はじめからネットで買った方がはやかったです。
※ネットは板はそこそこ安いですが、送料が思いのほか高いです。
3.切ってもらう
ネットで買う場合は、是非カットできるお店を選んでください。(上のお店はカットOKです)
ホームセンターで買った場合は、板をそこで切ってもらってください。
カット数十円でやってくれるところが多いです。
切り刻めば車でも持って帰れます^^
4.ヤスリかけ
切りっぱなしはささくれとかでちょっと危ないのでヤスリをかけた方がいいです。
シナとかラワン材は、元は木の色なので色を付けれますが、白い板のポリランバーは、色付けの必要はありません。
5.ロールテープ貼り
小口(棚板の手前側にくる厚みの部分)にはこんなテープを貼ります。これだけで棚板がキレイに見えるので、重要です。
「ポリロールテープ」、「小口テープ」と呼ばれています。
接着剤を使って貼るタイプもありますが、私は楽したかったので、粘着材が付いたタイプを買いました。
色を合わせるためにも板と同じ店で買った方が無難です。
このロールテープを、ちょっとだけ長さに余裕を持って切り、ひっぱりながら貼るとまっすぐ貼れます。
貼った直後はこんな感じ。
6.ヤスリがけ
この後この角を取るようにヤスリがけします。
すると
こうなります。作った板とは思えないぐらいキレイでしょ?( ̄ー ̄)ニヤリッ
7.棚柱(受け金具)取り付け
さっきも出てきましたが、この金具(棚柱)を壁に取り付けます。これはわりとホームセンターにも売ってましたがネットでも買えます。
検索するときは「棚柱」「棚受け金具」とかですね。
前後左右4本を、同じ高さにつけないとならんのは当たり前なんですが、素人にはなかなか大変でけっこう時間がかかりました。
大工さんたちはそういう時、こんな道具を使うみたいです。
スイッチひとつで水平ラインが出る機械。DIYの好きな方はチェックしてみてください。
DIYには欠かせないインパクトドライバの詳しい記事なんかもあります。
8.ダボ?受け金具?取り付け
ちゃんとした名前がわかりません!が「ダボ」?「受け金具」?こんな金具を取り付けます。
9.板を乗せる
で、そこに板を乗せると作り付け棚の完成です。
お疲れ様でした^^